エトロはイタリアのミラノで生まれた
エトロはジンモ・エトロによって生み出されたファッションブランドです。 エトロの創始者であるジンモ・エトロは1940年にイタリアのミラノに生まれる。彼はアンティークの収集家で,19世紀の後半期には既に幻の存在となっていた「カシミール・ショール」の美しさに夢中になり1968年インドのカシミールショールの紋様を自身の手で再現するべく、テキスタイルのメーカーとしてミラノにエトロ社を設立。1981年にはペイズリーという名称でお馴染みのカシミール紋様をあしらった生地や家具そしてカーテン等の作品を発表しました。そしてこれら製品にはエトロというブランド名を付け始められるようになりました。1984年にペイズリー柄をプリントしたエトロのバッグを完成させネクタイ・ショール・小物類を加えたのアクセサリー分野にもエトロは進出。1988年にはエトロの香水を発表、さらにメンズ・レディースを含めたトータルウェアブランドにまでエトロは成長しました。 エトロはトラッドとファッションの中間体であるネオトラッドといわれるイメージを維持しつつユーモアを盛り込んだ独自のラインを探求する。そして1997年にミラノにて初のレディースコレクションを発表すると同時にメンズコレクションも発表した。
エトロの年表
1940年:エトロの創始者ジンモ・エトロがミラノに生まれる。彼は幼少期より芸術を愛し建築家を目指していたが、義父のあとを継ぐために建築家への道を断念する。その後テキスタイルの生産に情熱を傾けオリジナリティー溢れるテキスタイルを次々と生み出しついには世界各国の著名デザイナーたちにそのテキスタイルが愛用された。
1968年:エトロ社を設立する。若い頃に祖母の肩を優しく包み込んでいたインドのカシミール紋様が表記されたショールのその美しい紋様に魅了された彼は自らの手で蘇らせようと決意。19世紀の後半には完全に姿を消していたとされるカシミール紋様を独自の技法と優れたセンスで現代に蘇らせる。これは別名ペイズリー柄とも呼ばれるエトロの代表的モチーフの誕生となる。
1981年:エトロ社はテキスタイルのメーカーとして評価を得る傍ら、ジンモは自分が作ったとされるカシミール紋様の織物やプリント生地を使ったカーテン等を発表し製品に「エトロ」というブランド名をつける。
1988年:エトロはオリエンタルなイメージを持つ香水を発表する。さらにメンズ、レディスのウエアまでカバーしてエトロはトータルブランドとしての飛躍的な成長を見せる。
1997年:エトロは1月にミラノメンズコレクションでショーを開催する。大胆にして繊細なモチーフと多彩な色使いが周囲の好評を得る。また中でもエトロのショールは一枚の布の美しさを余すところなく表現し、エトロのメインアイテムとして他のブランドの追随を許さないほどである。
また3月の1997〜98の秋冬コレクションからも、ジンモ・エトロの次男であるキーン・エトロがクリエイティブディレクターとしてエトロの伝統をふまえつつモダンで若々しいエトロスタイルを創り出している。
1999年:10月に開催される2000春夏コレクションにてエトロはキーン・エトロの妹であるヴェロニカ・エトロがレディスのデザイナーとしてデビューし2人の共同創作としてのエトロ・ブランドが発表された。その思いがけない程の独創的なアイデアと色彩感覚で得意の素材を駆使したエトロのそのクリエーションはカシミールにとらわれない斬新さが注目されている。
2002年:2002〜03秋冬コレクションよりエトロは長男のヤコポ・エトロがアクセサリーコレクションをチーフデザイナーにする。また彼はホームコレクションのチーフデザイナーとテキスタイル部門の責任者も兼任するようになる。
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